今日の思想

日々の思想備忘録

2021年9月26日(日)の思想

目次


ファイナル封筒


という訳で9月最後のピューロだったのでインフォに華々しく封筒を預けた。
これにてピューロでの自作封筒生活~完~である。
「最後に記念撮影したくて」と言ったらインフォのサービスが快く承諾してくれて受け取ってくれる所の写真を撮らせてもらった。

「かわいい封筒ですね」って言ってくれて、毎シーズンそうやって封筒をサービスに褒めてもらったり、「あ!封筒のお姉さんだ!」って言われたり、「季節が変わったから新しいの楽しみにしてました」って言われたりする事、全部全部嬉しかったし、それをきっかけで少しだけインフォでお話ししてからその日のビレッジに降りるあの瞬間が好きだった。
ただひたすらに「寂しいな」と思う気持ちはあるけれど、自分の封筒ライフに悔いはないのでひとまず自分の納得いく形でラスト封筒を預けられたのはよかったかなと。

今日のHNWを観てのっぴきならねえ感情が爆発したら慌てて郵送しようかと思ってたけど、それも大丈夫そうなので(ある意味大丈夫ではないのだが)(?)この後10月からどうやって少しでも宛名などをいい感じにするかを考えないとならない。
とはいえひとまず何も考えたくないから副反応落ち着いてからかんがえよっと!!!

今日のHNW

は、World。

困惑→落胆→怒りを経た今日何が来るかな~と思っていたら、待ち受けていたのは”虚無”だった。
大体予想通りだったけれど、思ったよりも遥かにクオリティの高い虚無だった。
結論から言うと正しいアプローチではあったんだと思うけど、単純に私はキツくなっちゃってぐえええええとなったからその辺りを残しておきたい。

ビレッジに皆が、というか橋本くんが出てきても感情が見当たらなかった。
キレよく踊ってるし、ハキハキ喋ってるし、普通に笑ってるし、ゲストの事も見てるけど、本人がまるでそこにいないみたいというか、橋本くんの橋本くんらしさが何もなくて、普段白線を越えて感情がガンガン飛んでくるとしたら、そこに分厚い鉄の板があるか、モニター越しで録画した映像を観ていたかのようであった。
目の前で踊っている人が、血の通った人間には見えなくて物凄く怖かったし、辛かった。

これは先日のHelloと全く同じなのだが、パフォーマンスのクオリティに問題があった訳ではない。
むしろ17日辺りと比べるとよっぽど地に足ついて芯があったし、なんのこっちゃ知らない人が観たら普通にコンテンツとして楽しいHNWだろうし、りえこさんのフィナーレの衣裳がほつれてた以外にテーマパークで見せる有料コンテンツとしてはなんの文句もなかった。

ただ、彼らが、彼女らが血の通った、感情豊かな人間だと知ってしまっているこちら側からすると、皆の個性がそこに存在しておらず、もう誰がやろうが同じになってしまった状況というか、ただ淡々とこなしているその感じが余りにも怖くて「あーーーーーなるほどそういう手段を取ったのか」となったというか。

結局今皆(全員が全員ではないけど)が抱いてる感情ってマイナスな部分が大きいけれど、それってゲストに対するマイナス意識ではないから、ゲストにぶつけるのはおかしいし、ゲストには楽しんでもらいたいし、完璧なものを見せたいと思っているのだと思う。
ただどうしたって特定の人間からしたら故郷の村を焼かれたくらいの状況が起きているのだから、何かしらのマイナスの感情が出てきてしまう。
じゃあどうしたらいいかって言ったら、考えないようにして一旦その気持ちに蓋をしてオンステージに立つ、のが、まあどう考えても正しい。
プロフェッショナルとしては間違いなく最善の判断であって、その結果今日のHNWが観ていたゲストにとって素敵なかけがえのない思い出になったのであれば、皆は物凄く素晴らしい仕事をした事になるから、称賛されるべきである。

けれど、ライブパフォーマンスってのは感情表現や自己表現だから、ここまで己の感情を抑圧して、押し殺して、出さないようにして無理にオンステージに出続けていたら、演者の心がやられてしまう。
なんかなあ、本当に一回ちゃんと会社と演者とできちんと話し合った方がいいと思うんだけど、でも多分これ話し合った所でどこの落としどころにも落ち着かないし、なんなら不和が広まるだろうから、「もう何にも考えたくない」っていう私の感情と同様で、思考を放棄した結果、ただただ虚無が広がってしまったんだろうなあ。
皆の感情をバカバカ浴びれるのがピューロのオンステの大好きな所だし、決して皆が心の底から笑顔になってる訳じゃないのは観てりゃ解るから、あんなに楽しそうにしてた皆がこんな苦しい状態でオンステに向かってるのが辛いし、でもじゃあ何が出来るのって言ったら何も出来ないし、多分もう本当に詰んじゃってるんだよなあ………。


今日の”綺麗な虹”の瞬間、もはや橋本くんの目に虹が見えてたのかわからないけど、心臓をグッと握りつぶされた気持ちになって、呼吸がヒュッと止まった。
ああ、苦しいなあと思ったけれど、この苦しさを共有出来てるだけ幸せなのかもしれない。
何も知らないで笑顔でいる事をただただ消費し続けてしまうのであれば、一緒に苦しんでいられた方が私はどう考えても幸せなので。
どうかその苦しみが私にもわからないレベルまで包み隠されてしまう事がないように願っている。

でも、やっぱり総合して考えるとこの方針にしたのはプロとして最善の選択だから、偉いなあ、凄いなあと思うし、今日も沢山の楽しい時間を与えてくれてありがとう、という気持ちなのである。(私は楽しいというよりも呼吸が止まっていたが。)

今日の橋本秀作は、橋本秀作である意味がなかったけれど、橋本秀作でいない事を橋本くんが選んだようにしか思えなかったし、多分こういうパターンでくるよなあとは思っていたから、まあそれはそれでいいのかなと。
オンステージに自我はいるのかどうかって、結局は美学の問題だから誰にも答えは出せない。

でも、私は悲しんでたとしても怒ってたとしても橋本くんの橋本くんにしか出せない感情を浴びたいからなあ~~~って気持ちはあるし、橋本くんが「割り切ってきちんとやる」と決めたその覚悟を踏みにじりたくもないし、まあまあ、今日はそういう日でしたね!みたいな感じでオチをつけて、意外と引きずってないのでそれはそれである。


”同じ気持ち”でいられない事

17日からおおよそ10日経って、自分の中で「あ、そうなんだ」と気が付いた事。
私はてっきり演者側は皆今回の件でブチギレてるか落ち込んでるかの二択なんだと思い込んでいたのだが、多分そこまで思ってない組もそれなりにいるんだな?という気付きをし始めた。

17日当初の時点では皆が驚愕していたから同じ気持ちを抱いていると思い込んでいたが、認識のズレというか、感情の大きさに相当差分があるなあと。
発表当初からメルヘン組は相変わらずあんまり関与してないな~と感じていて、「へえそうなんだ」位のもんなんだろうと思ってたのだけれど(メルヘン組は大概ビレッジでいざこざがあっても独立した世界を形成しているし自他境界が死ぬほど強い)、10年以上選手以外の子達は、全然気にしてない子もいるし、気にしてるけどぼんやりの子もいるし、めちゃくちゃ落ち込んでる子もいるし、みたいな温度差が出てきている。
具体的に誰がどうでこうでみたいな事は流石に憶測の域を出ないので割愛するが、表情も目の輝き方もまるで全く違う。


正直誰がどんな事象に対して何を思おうが思想の自由なのだが、という前置きはした上で。
私の中でのライブエンターテイナーのイメージって家族というか、劇団みたいなものというか、個性も欠点もバラバラだけど同じ思想や美学の元に集まって、ひとつの夢を作り上げてる集団だと思っていた。

そして、今回の事って≪サンリオ≫という会社のポリシーを根底から覆す取り決めなので、いわばサンリオが好きでそのポリシーの元に集まっている人間だったら「はあ!?」となっておかしくないと思い込んでいた。
ので、てっきり演者側は全員ブチギレて皆で話し合ったり、会社に異議申し立てを起こしたりしてるのかしらと思っていたのだが、多分そんな事はないというか、なんとなくこの温度感の違いはお互いに話も出来てないのでは?(興味なかったら話題にも上げてないだろうし)という所感になってきてしまった。
話し合ってたら、10日経った今皆の感情の方向はこんなにバラバラになってないしな……。


で、物凄くショックを受けてる組は、きっとそういう他との温度感で更にショックを受けてしまうし、いわゆる巨大感情保持者って「自分がこんなに思ってるのになんでそんなに何も思わないの!?!?」という憤りを抱いてしまいがちなので、そういう事で見えない溝が出来てしまったというかなんというか。
「もう皆で一つの世界を作れないんだ」という現実を、誰も悪くないはずなのに正面から突き付けられてしまったというか。

勿論ショックを受けてない組が悪いとも思わないし、サンリオを心の底から愛してる奴だけがライブエンターテイナーになれとも思わないし、仕事は仕事って割り切ってる人もいるだろうし、優先順位の美徳だって人によって異なる。
それぞれがそれぞれの人生の中で、どうやって何を選択して生きようが自由な中で、私は少なくとも「皆も辛いだろうな」と思い込んでいたから、そうじゃないっぽい人がいた事に気が付いた時にわりとショックだったし、「あ、これ今全員が同じ気持ちではないんだな」となってしまった部分がある。

別に私が自分が追いかけてる橋本秀作という人間が何も思っていない訳ではないどころか真逆の所にいるのでその事実だけでどうでもいいっちゃいいんだけど、5年前のライブエンターテイナー達だったらきっと皆でこういう話を共有して、いいにしろ悪いにしろ皆の意見を交換し合っていただろうなと思うから、「今ってもうそうじゃないんだな」という事で苦しくなってしまったというか。
私が求めてる≪ピューロDEという集合体≫の図ももう、夢のまた夢と消えてなくなっていたのだなと、理解はしていたけれど受け入れてなかった最後のピースがはまってしまって、虚無が増したりしたのである。


今回の話、意外と常連と現場にいるPFの方が感情を共感しあえていて、納得してる人の方が少ないのだが、演者に関しては意外とその比率が逆なのかもなあと。
だとすると演者の中で昔から一生懸命ブランドを背負ってきて、巨大感情と共にすごしてきた組が、自分の憤りや悲しみを周りと共有出来なくなっていたり、周りが自分と同じ気持ちでいない事に対してさらにショックを受けていないか心配になってしまう。
何故なら、私も毎日「これって辛いよね?」と呪いのように確認し続けていないと気が狂いそうな状態だからだ。
本当に苦しいし、自分の人生を真っ向から否定されてしまったり、拒否されてしまったのでは位の絶望がある。
それを「え?特に平気じゃない?」と言われたら、その場で泣いて「理解してもらえないんだ」ってなってその人と二度と口をきけなくなってしまうくらいには色んなものがもろくなっている。

今回の取り決めで会社・演者間と会社・ゲスト間の信頼関係にヒビが入っただけではなく、こういう二次災害が増え、ピューロランドが30年かけて積み上げてきた”夢”が、ガラガラと音を立てて崩れていくのを今まさに見て、聞いている。


一度見えてしまった現実は二度と忘れる事が出来ないので、時間が解決する事もない。
こだわりが強くて傷付いている人間は、妥協をする事はなく、待ち受けてるのは諦める事だけだから。
演者間の気持ちの違いについては誰が悪いという事ではないが、悲しんでる側は相当センシティブだろうから、変な不和が広まらないといいんだけど。
こういう時こそ思いやりを持って、皆でコミュニケーションを取って、解決にはいたらなくても少しでも気持ちが楽になって、皆で一緒にひとつの演目に向き合えたらいいのになあ。
それを手助けする手立てが私には存在しないから、どうか皆が少しでも納得が行くオンステージが日々送れる事を願います。


RENTのHelloweenみたいだなあとずっと思っている。
「家族がバラバラに」ってこういう事だよね。辛いなあ。


ふろはろの話も色々したりしたんだけど、大分ボリューミーになってきちゃったから今日はこの辺で。
しかし明日はワクチンを打つのである。ディレイ配信を観て諸々考察するレベルにいつ復活できるのか……!?!?



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